みんな大好き、月のダイス。
でも詳しい効果が分かりにくいなあ。
じゃあ計算しよう、そうしよう。
ということで月のダイスのバフ効果について、主にパワーアップレベル5、出目6と7で計算し比較してみました。
お役に立てばうれしいです。
※小数点以下は2～3桁で切り捨てているので誤差はあります。
| クラスアップ効果 | パワーアップ効果 | ||
| 基本攻撃力 | なし | ||
| 攻撃速度 | なし | ||
| 攻撃対象 | なし | ||
| 攻撃速度増加率 | 7％ | +1％ | 2％ |
| 発動時攻撃速度増加率 | 3％ |
| 説明 | 月のダイスの十字範囲にあるダイスに出目に比例する攻撃速度バフを与える。 月のダイスが3・5・7個ある場合発動状態になり、 クリティカル率5％増加、攻撃力10％増加、攻撃速度3％増加する。 |
| 特性 | 月の裏。 発動条件を2・4・6個に変更する。 |
「伝説ダイスの原石は月のダイスに使いましょう」
攻撃ダイスの出目を7にするよりも、ダイスのクラス関係なく月のダイスの出目を先に7にしましょう
発動状態では攻撃力増加とクリティカル率増加の効果が発動するため、攻撃速度増加以上の効果があり、総ダメージが飛躍的に向上する唯一無二の補助ダイス
クラス12になると世界が変わります
攻撃ダイスの 出目数増加 に伴う攻撃速度増加の割合
攻撃ダイスの攻撃速度は出目数に比例して増加します。（例：出目5は出目1の5倍の攻撃速度）
下の表は出目を1上げた時の攻撃速度増加倍率の比較です。
| 出目2 は | 出目1 の | 2倍 |
| 出目3 は | 出目2 の | 1.5倍 |
| 出目4 は | 出目3 の | 1.33倍 |
| 出目5 は | 出目4 の | 1.25倍 |
| 出目6 は | 出目5 の | 1.2倍 |
| 出目7 は | 出目6 の | 1.16倍 |
月のダイスの 攻撃速度増加 の効果
最大で20倍という圧倒的なバフを付与できます。クラスごとの攻撃速度増加については下記を参照して下さい。速度増加倍率＝DPS（時間当たりの総ダメージ量）の増加倍率になります。
攻撃ダイスの出目数増加に伴う攻撃速度増加と比較して、数値の高い方の出目上げを優先してください。
月のダイスのクラスと攻撃速度増加率は一緒の数値です。出目が増えると出目に正比例して増加率が上昇します。（例：クラス7・パワーアップレベル1、出目1では7％、出目5では35％）
パワーアップレベルを5にすると攻撃速度増加率に出目数を乗算してから、8％を加算した数値となります。（例：クラス7・パワーアップレベル5（2％×4＝8）、出目1では7×1+8＝15％、出目5では7×5＋8＝43％）
【（月のダイスの「攻撃速度増加率」×出目）＋（パワーアップ回数×2）】＝攻撃速度増加率（％）
発動状態では3％（1.03）を【】の値に乗算します。
【（月のダイスの「攻撃速度増加率」×出目）＋（パワーアップ回数×2）】×1.03＝（発動状態の攻撃速度増加率（％））
100÷（100-（百分率（％）））です。
（例：50％の速度増加→100÷（100-50）＝2（倍）、75％の速度増加→100÷（100-75）＝4（倍）、90％の速度増加→100÷（100-90）＝10（倍））
100÷｛100－【（月のダイスの「攻撃速度増加率」×出目）＋（パワーアップ回数×2）】×1.03｝＝攻撃速度増加の倍率となります。
発動していない月のダイスの効果
下の表はパワーアップレベル5、発動していない状態です。
| クラス | 出目6 | 出目7 | 6と7の速度差 |
| 7 | 2倍 | 2.32倍 | 1.16倍 |
| 8 | 2.08倍 | 2.77倍 | 1.33倍 |
| 9 | 2.63倍 | 3.44倍 | 1.30倍 |
| 10 | 3.12倍 | 4.54倍 | 1.45倍 |
| 11 | 3.84倍 | 6.66倍 | 1.73倍 |
| 12 | 5倍 | 12.5倍 | 2.5倍 |
| 13 | 7.14倍 | 20倍 | 2.8倍 |
| 14 | 12.5倍 | 20倍 | 1.6倍 |
| 15 | 20倍 | 20倍 | なし |
クラス13、出目7で攻撃速度増加率は最大になります。
クラス12、13で出目6と7の速度差の倍率が大きくなりますね。
発動している月のダイスの効果：攻撃速度 増加
月のダイスが発動することで更に攻撃速度が3％増加します。計算式は発動していない状態の攻撃速度増加に3％分が加算されます。（発動していない状態の増加分×1.03）
| クラス | 出目6 | 出目7 | 6と7の速度差 |
| 7 | 2.06倍 | 2.42倍 | 1.17倍 |
| 8 | 2.36倍 | 2.93倍 | 1.24倍 |
| 9 | 2.76倍 | 3.72倍 | 1.34倍 |
| 10 | 3.34 倍 | 5.09 倍 | 1.52倍 |
| 11 | 4.21 倍 | 8.03 倍 | 1.90倍 |
| 12 | 5.68 倍 | 19.08 倍 | 3.35倍 |
| 13 | 8.76 倍 | 20.00 倍 | 2.28倍 |
| 14 | 19.08 倍 | 20.00 倍 | 1.04倍 |
| 15 | 20.00 倍 | 20.00 倍 | なし |
クラス13、出目7で攻撃速度増加率は最大になります。
クラス12、13で出目6と7の速度差の倍率が大きくなります。
発動状態と非発動状態の攻撃速度増加の差 ： 出目7での比較
| クラス | 非 発動状態 | 発動状態 | 速度差 |
| 7 | 2.32倍 | 2.42倍 | 1.043倍 |
| 8 | 2.77倍 | 2.93倍 | 1.057倍 |
| 9 | 3.44倍 | 3.72倍 | 1.081倍 |
| 10 | 4.54倍 | 5.09倍 | 1.121倍 |
| 11 | 6.66倍 | 8.03倍 | 1.205倍 |
| 12 | 12.5倍 | 19.08倍 | 1.5264倍 |
| 13 | 20倍 | 20倍 | なし |
| 14 | 20倍 | 20倍 | なし |
| 15 | 20倍 | 20倍 | なし |
攻撃速度だけでみると、クラス12から倍率が大きくなります。しかし、後述しますが、速度増加のみが発動状態の火力アップ効果ではありません。速度増加のみで判断すると「発動してもあまり火力は上がりそうにないんだが？」と思ってしまいます。
ダイスのクラスでの攻撃速度増加の差：出目7での比較
| クラス | 非 発動状態 | 発動状態 |
| 7と8 | 1.19倍 | 1.21倍 |
| 8と9 | 1.24倍 | 1.26倍 |
| 9と10 | 1.31倍 | 1.36倍 |
| 10と11 | 1.46倍 | 1.57倍 |
| 11と12 | 1.87倍 | 2.37倍 |
| 12と13 | 1.6倍 | 1.04倍 |
| 13と14 | なし | なし |
| 14と15 | なし | なし |
クラス11と12で倍率が最大となります。頑張って月のダイスのクラスを12にしましょう。
月のダイスの 基本攻撃力増加 の効果
発動状態の月のダイスには攻撃力10％増加のバフ効果もあります。ダイスの説明にはありませんが、出目に正比例して増加します。月のダイスのクラスは関係しません。
発動している月のダイスの効果：攻撃力 増加
| 出目 | 攻撃力増加率 | 1低い出目との比較 |
| 出目1 | 10％（1.1倍） | なし |
| 出目2 | 20％（1.2倍） | 1.090倍 |
| 出目3 | 30％（1.3倍） | 1.083倍 |
| 出目4 | 40％（1.4倍） | 1.076倍 |
| 出目5 | 50％（1.5倍） | 1.071倍 |
| 出目6 | 60％（1.6倍） | 1.066倍 |
| 出目7 | 70％（1.7倍） | 1.0625倍 |
ちなみに出目1と出目7では1.545倍の差があります。
月のダイスの クリティカル率増加 の効果
発動状態の月のダイスにはクリティカル率5％増加のバフ効果もあります。ダイスの説明にはありませんが、出目に正比例して増加します。月のダイスのクラスは関係しません。
発動している月のダイスの効果：クリティカル率 増加
| 出目 | クリティカル率増加値 |
| 出目1 | 5％ |
| 出目2 | 10％ |
| 出目3 | 15％ |
| 出目4 | 20％ |
| 出目5 | 25％ |
| 出目6 | 30％ |
| 出目7 | 35％ |
ちなみにバブルのダイスのクラス7、パワーアップレベル5ではクリティカル率増加は32％です。
クリティカル増加の効果についてはクリティカルのダイスのページが参考になれば嬉しいです。
つまり
攻撃速度増加率（倍） × 攻撃力増加率（倍） × クリティカル率増加によるダメージ増加率（倍）＝月のダイスの発動状態のバフの効果（ダメージ増加倍率）が、発動状態の月のダイスのダメージ増加バフとなります。
※ クリティカルダメージ・月のダイスのクラスに比例しますが、ざっくりというと月のダイスのクラスが7でも出目7・発動状態は、バフなしの状態に比べ攻撃ダイスの火力が10倍以上になります。
上記が理解できていないと、火力を上げる目的なのに、月のダイスより先に攻撃ダイスの出目を上げてしまうという目的に合致していない行動をとる恐れがあります。（出目7のダイスの攻撃速度は、出目6のダイスの1.16倍の攻撃速度＝攻撃ダイスの出目を6から7にしても、1つのダイスの火力が1.16倍になるだけ。月のダイスの出目6を7にした場合、月のダイスのクラス7でも攻撃速度は1.17倍、さらに隣接しているダイスへ効果があり、さらに攻撃力増加とクリティカル率増加の効果もあるため、月のダイスの出目を6から7にした方が火力は上がりやすくなります。）
なお、月のダイスのクラス12・出目7・パワーアップレベル5では、非発動状態から発動状態になると約8倍のダメージ増加が見込めます（※ クリティカルダメージ1000％のとき、太陽のダイス以外の攻撃ダイス）。
基本攻撃力をD、クリティカルダメージを1000％としたとき、クリティカル率が5％増加するごとにダメージ（DPS）は約45％づつ増加します。あなたのクリティカルダメージを1000で割った数値をAとし、月のダイスによるクリティカル率増加値をBとした場合、クリティカル率増加によるダメージ増加率は （1+0.45×A）×B÷5 （倍）となります。
攻撃速度増加率（倍） × 攻撃力増加率（倍） × クリティカル率増加によるダメージ増加率（倍）＝月のダイスの発動状態のバフの効果（ダメージ増加倍率）
攻撃ダイスの出目を上げても、そのダイスのみ、モンスターに与えるダメージが増えますが、月のダイスの出目を上げると、隣接している攻撃ダイス分のダメージが増えます。出目が4以上になってきたら月のダイスの出目を優先してあげましょう。攻撃ダイスが1個しか隣接していないとしても、発動状態の月のダイスはクリティカル率を増加させる効果もあるので、総ダメージを上げる目的であれば月のダイスの出目を優先してあげてください。
まとめ
月のダイスがバフ系ダイスとして強い理由は、発動状態では攻撃速度増加だけでなく、①攻撃速度×②攻撃力×③クリティカル率の3つのバフの乗算でダメージが増加するからです。
「伝説のダイスの原石は全て月のダイスに使え」も納得ですね。
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