アメリカ疾病対策予防センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)の健康を維持するための方法について、一部改変し、私見を交え、まとめてみました。
引用元リンク:CDC Getting Started with Physical Activity
運動の効果については当サイトの運動の効果についてが参考になれば嬉しいです。
運動の始め方
定期的な運動は、健康のためにできる最も重要なことの 1 つです。睡眠の質の向上、不安の軽減、血圧の低下といった効果をすぐに得たい場合は 、次の方法から始めてください。
① 座っている時間を減らし、動く時間を増やす方法を探してください。たとえば、夕食の前後に歩くことを習慣にしましょう。
② 特定の時間を確保して、運動を毎日または毎週の日課の一部にします。
③ 楽しいアクティビティ、好きな場所、好きな時間から始めましょう。たとえば、近所で朝の散歩を行う、仕事の後に仲間とスポーツを楽しむなど気軽に始めましょう。
④ モチベーションを高め、お互いを励まし合うために、家族や他の人と一緒に運動してみてください。
⑤ ゆっくりと始めて、時間を増やしたり、より挑戦的なアクティビティに挑戦したりしてください。
⑥ 無料のアプリやウェブサイトを使用して、身体を動かす楽しい方法 や、日常の活動に変化をもたらす新しい場所を見つけてください。
⑦ 連邦ガイドラインでは、成人に対して週に少なくとも150 分間の中強度の身体活動を推奨しています。150分は週に 5 日、30 分に分割しても良いです。
多くの人にとって、ウォーキングはより活動的になるための素晴らしい方法です。
慢性疾患のある人は、適切な身体活動の種類と量について医師に相談するとよいでしょう。
もっと知りたいと興味があれば当サイトの運動の力が参考になれば嬉しいです。
運動習慣の阻害要因
時間不足:運動に費やす時間がないと、運動ができません。
身体エネルギー不足:体力的に疲れていると運動ができません。
モチベーションの欠如:やる気がなければ体も動きません。
怪我の恐怖:ケガするのが怖いと運動ができません。
技術不足:一定の技術が必要なスポーツやアクティビティは、経験や技術がなければできません。
費用が高く設備が不足している:運動のための器具や道具、設備費のコストが高いと気軽に運動ができません。
気象条件:雨が降っていたら外での運動はできません。
これらの阻害要因が解決できれば運動習慣にとってはプラスに働きます。
運動の阻害要因と解決策
運動の開始と継続の阻害となる要因と解決方法について以下に示します。
阻害要因 | 解決策 |
身体を動かす時間がない | 1週間の中で運動に使用できる 30 分の時間を少なくとも 3 つ見つけてください。※推奨は30分を週に5回です。 |
一緒に行う人がいない | 地域のコミュニティやスポーツクラブに参加する、家族と散歩する。 ※各種SNS、ジモティーのメンバー募集、検索で「(都道府県市区町村) 運動 誰でも(参加)」で検索する、なども利用できます。 |
仕事から帰ると疲れている | 1 日または週のうち、元気が出る時間に運動を計画しましょう。昼休みにウォーキングをしたり、可能であれば階段を使ったりして、勤務日に運動をしましょう。 ※昼休みにストレッチ、帰宅前にフィットネスジムの利用、就寝前にヨガなど継続可能な運動を計画した方が良いと考えます。 |
「やりたいこと」リストにはすでにたくさんのことがあるのですが、どうすれば身体活動も行うことができますか? | 事前に計画を立てましょう。カレンダーに「運動」を書き込んで、毎日または毎週のスケジュールの定期的な一部にしましょう。 ※それができないから困っているのです。スキマ時間(20分以内)にできる運動を計画した方が良いと考えます。例えば椅子に座ったまま、両ひざをピンっと伸ばして5分耐える、とか。 |
もっと身体を動かそうとすると、おそらく怪我をするでしょう | あなたの年齢、フィットネスレベル、スキルレベル、健康状態にどのような運動が適しているかを医療専門家に尋ねてください。 ※知り合いに理学療法士さんがいるなら、身体情報を提供し、お願いすれば教えてくれるでしょう。介護保険を持ってたら、通所リハビリというサービスを利用することで安全に運動をすることが可能となるでしょう。 |
協調性がないんです | ウォーキングやサイクリングなどの一人でできるアクティビティを選択してください。自宅でできるオンライン アクティビティを探してください。 |
この年齢では新しいことを学ぶことはできません! | 可能であれば歩きましょう。高齢者向けの身体活動プログラムを提供するコミュニティまたはオンライン リソースを検討してください。さまざまなアクティビティに挑戦して、学べることを見つけてください。 ※新しく始めることは困難に感じますが、やってみれば意外と簡単で、習慣化すれば楽に行うことができます。はじめの一歩を踏み出すきっかけを作ってください。 |
私の仕事では外出する必要があります。 私には身体を動かすことは不可能です。 | 空港では、ゲートまで歩いてください。車を運転する場合は、休憩所で 10 分間身体活動を行ってください。楽しい身体アクティビティを見つけてください。可能であれば、スイミングプールやフィットネスジムが近くにある場所に滞在し、それらの施設を利用しましょう。 |
私には小さな子供たちがいるので、体を動かすための自分の時間を確保するのは不可能です | 友人、近所の人、または小さな子供を持つ家族とベビーシッターの時間を交換しましょう。子どもたちを見る番が来たら、あなたが体を動かす番です。子どもが大きくなったら、自転車に乗ったり散歩したりするなど、運動を家族の行事にしましょう。 ※環境や子供の年齢、子供の発達具合で解決策は変わるので、子育て中(6~7歳ぐらい)は無理に運動しなくても良いと思います。というか困難です。 |
まとめ
アメリカ疾病対策予防センターの健康を維持するための方法について、一部改変し、私見を交え、まとめてみました。
ライフスタイルは人それぞれで、都会か田舎暮らしかなどといった環境、金銭・時間的余裕の有無によって、運動の始めるきっかけや継続方法は違うと思います。当サイトの記事が参考になれば良いですが、一番効果的なのは「誰かに話す、相談する」だとは思います。しかし、当サイトは基本的には地域コミュニティーに参加するのが難しかったり、医療機関や専門機関を訪問するのが難しい人向けの記事になっています。一人で何とかしたい人向けの記事もあるので参考になれば嬉しいです。
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