RIZAP株式会社さんの考えることはすげーなー、と思ったので、健康増進の観点からchocoZAPの有効性と設立の背景を勝手にまとめました。
chocoZAPは本当にコンビニくらいの店舗数になって欲しい。タバコ吸うかわりにchocoZAP、みたいになって欲しい。昼ご飯食べて、少し時間あるからchocoZAP行くか、ぐらいになって欲しい。そんな思いで書いているので、少し偏りのある文章になっていたらご指摘ください。
※当記事はRIZAP株式会社さんのIR（Investor Relations）資料から、当記事作成者が独自の見解で引用、編集、校正した記事になります。
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RIZAP株式会社さんの考えるビジョン
「自己実現産業」「健康で持続可能な社会の形成」
マズローの欲求5段階説から、「自己実現」を可能にするサポート事業が、RIZAP株式会社さんの考える事業領域となっています。個々人が望む人生をサポートする全てのサービスが事業領域とのことです。
自己実現達成のために「健康」を基盤として考えています。健康を基盤にしてあらゆる自己実現が可能な社会の実現を目指しているようです。具体的には「健康寿命の延伸」により「自己実現」を可能にすることとのことです。
また、社会保障給付費、特に医療･介護費が年々増加傾向であり、財政圧迫の一因になっていることを憂い、生活習慣の改善で健康増進に貢献することを計画しているようです。※ 運動の効果は当サイトの運動の効果についてが参考になれば嬉しいです。
「健康寿命」とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことです。
「健康寿命」と「平均寿命」には約10年の差があり、これは、約10年間は健康上の問題で日常生活が制限される（不健康な期間）・介護が必要となる、とも言い換えられます。
「健康寿命の延伸」には①健康無関心層も含めた予防・健康づくりの推進と、②地域・保険者間の格差の解消、に向け 「自然に健康になれる環境づくり」や「行動変容を促す仕掛け」など「新たな手法」も活用し、「次世代を含めたすべての人の健やかな生活習慣形成」「疾病予防・重症化予防」「介護予防・フレイル対策、認知症予防」の３分野を中心に取り組みを推進することが厚生労働省より提案されています。
「健康で持続可能な社会の形成」とは「健康で現在の世代の要求を満たしながら、将来の世代が必要とする地球環境や自然を損なわない社会の形成」のことです。「SDGｓ」も認知されていますが、SDGｓは「持続可能な開発目標」になります。
RIZAP株式会社さんは日本におけるフィットネス（健康や体力の維持・向上を目的とした運動）の環境を変えることで、これらの問題にアプローチしようとしています。
2020 IHRSA Global Report によると日本はフィットネス参加率が先進国の中では低いというデータがあります。RIZAP株式会社さんの調査ではスポーツジム利用者の約半数が1年以内に退会し、その要因として以下を述べています。
「スポーツクラブの習慣化しない要因」
通いづらい場所
時間がない（運動の所要時間、約2時間）
会費が高い
毎日の習慣ではない
難しい、辛い
1人で行う
効果を感じない
これらの要因から、簡単にできて、便利で、安いフィットネス環境が不足していると考えたようです。
現状のフィットネス環境
| 運動の結果（目標達成） | 店舗 | 価格 | |
| フィットネス業界の現状 | 難しい | 通いづらい | やや高額 |
| パーソナルジム | 結果が出る | 最大手は123店舗 | 数十万円 一般的には高額 |
| フィットネスジム | 1人でやり切るのは難しい | 約5000店舗 | 5,000円~10,000円/月 払い続けるには若干高額 |
※ 日本全国の市町村の数は1724（2023年時点）、区は198。合計では1922。 引用元：e-stat 統計でみる日本
RIZAP株式会社さんが考えたこと
簡単で便利で安いものを提供しよう。
という事で、chocoZAP 誕生、となります。
RIZAP株式会社さんの考えたコンビニジム「chocoZAP」
主な対象： 運動初心者 1億人、 シニア（65歳以上）3000万人、 女性（15～64歳）36万人
対象外： 筋トレ上級者
コンセプト：
「簡単」： 1日5分のちょいトレ、健康習慣プログラム。具体的には着替え・靴の履き替え不要で、店舗についてすぐ始められ、好きな時に終われる。動画でマシントレーニングの指導があるため、だれでもできる。
「便利」：24時間365日通い放題。スマホで入会・退会ができ、QRコードで店舗へ入退室できます。セルフエステや脱毛、ホワイトニングなどのサービス（予約制、時間制限あり）も追加料金不要で利用可能です。服装は自由で靴のままで入室可能です。入室してすぐ運動して終わることができます。スターターキットという体重計・chocoZAPアプリ・ヘルスウォッチがセットになった箱が店舗に置いてあるのですぐ持って帰れます。
「安い」：初期費用は+5000円。月額は2980円。初月のみの費用は8278円となります。以降は月額で利用が可能です。
※現在は「安い」がなくなり、「楽しく続けられる」になっています。
店舗数：2022年7月（事業開始）には77店舗、2023年7月（開始から1年）には820店舗となっています。予定では2026年3月に2000店舗を目指すそうですが、もっと早く達成されそうです。
世界初の「コンビニジム」
※「コンビニジム」は「RIZAPグループ株式会社」さんの商標です。登録番号： 第6712237号、登録分類： 第９類、第３５類、第４５類、登録日 ： 2023年６月28日。
「簡単」「便利」「安い」の3本柱にフィットネスの常識を変えていき、行動を変えることで「健康寿命の延伸」を図るようです。
具体的には今までのフィットネスは「難しい」を「簡単」に、「不便」を「便利」に、「高い」を「安い」に変えることで、運動の習慣化と継続の可能性が高くなります。
また、スキマ時間の活動を「スマホ」から「コンビニジム」へ変えたいようです。PR TIMESによると、1日に1時間以上スマホを使用している人は約75％、4時間以上は約22％の人が使っているそうです。また、日中はスキマ時間に使用している傾向が感じられました。※ RIZAP株式会社さんの資料では「スキマ時間にスマホ、6時間58分/日」と提示されていましたが、引用元にたどり着けなく情報の確認ができなかったことと、さすがに一日7時間もスキマ時間はないし、そんなに長時間スマホを使用するのが一般的ではないだろ、と思いました。
効果については『１日５分の運動」の効果』として資料が提示されていましたが、被験者数が6、10、12と少なく、有意差の提示はなく、被験者内での比較になるので、エビデンスとしては弱く、「1日5分運動すれば1か月で効果があります。」といえる資料ではありませんでした。
※ 当記事執筆者の私見としては「１日５分の運動」を3～4回/日、2～3回/週行えば、運動の効果がでる可能性は十分ある、です。スタバやタバコに行く時間・費用をchocoZAPに費やすのは有意義と考えます。
chocoZAPは1周年を迎え、「ジムを飛び出そう。」という想いのもと、新たなサービスを開始しています。「簡単」「便利」「楽しく続けられる」場所としてのchocoZAPを、これまでのフィットネスジムの固定観念に収めることなく、運動だけでなく「美容」「ライフスタイル」「エンターテイメント」などの様々な分野において、充実した生活の実現に貢献できる場所として、もっと便利な「コンビニジム」へと進化させていきたいようです。
ちなみにRIZAP会員はchocoZAP通い放題です。
上記画像リンクからchocoZAPの公式ページに移動できます。
定期的に入会金と事務手数料（合わせて5000円）の0円キャンペーンをしているので、定期的にチェックしてみてください。
当サイトの【chocoZAP】 運動の導入と継続の強い味方に簡単にまとめていますので、参考になれば嬉しいです。
まとめ
chocoZAPの有効性：
科学的根拠は乏しいですが、「1日5分のちょいトレ」は頻度と継続によって効果が出る可能性は十分にあると考えます。
「健康習慣プログラム」（スタートキット）は継続のための良いツールとして機能しそうです。アプリは今後もアップデート予定かつＤＸ専門子会社の新設をしているので、使いやすさやコンテンツの種類が増える事に期待ができます。
chocoZAP設立の背景：
現状のフィットネス環境を変え、社会貢献するためにできることを考え、実行した。
余談
※ 当記事に掲載する情報は投資勧誘を目的としたものではありません。株式などの金融商品の取引は損失を出す恐れがあります。全て自己判断、自己責任での投資をお願いいたします。このブログは当サイト管理人が趣味として記載しているものであり、いかなる損失が出た場合でも責任を負うことはできません。
ＲＩＺＡＰグループさんの株式（市場：札証アンビシャス）を100株持っているとchocoZAPの優待が受けられます。400株以上だと10000ポイントの株主優待が受けられます。
その時の株価によりますが、数万円で年一回のchocoZAP無料優待が貰えます。（大体3～4年で元がと取れます）十数万円ではchocoZAP無料優待+10000ポイント分の株主優待が年一回貰えます。（大体5～6年で元が取れます）
株式に詳しい友人がいて、相談して答えてくれるという方は、株主優待を検討してみても良いと思います。何もわからずとりあえずで株式を購入するのはやめてください。
参考リンク：
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