この記事では「英語の壁に悩まされずに、最新の情報をスピーディーに収集したい!」という方向けにAI検索エージェント【Felo】の使い方を丁寧に解説します。
「Perplexity や Genspark との違いが知りたい」という方にも分かりやすい内容となっています。
もちろん「AIエージェントってなに?」という方にも理解しやすい様に説明していきます。
「情報収集の精度とスピード向上させたい!」という方は必見!! そうでない方もグーグル検索で探しきれなかった情報を見つけることができるようになるので、Felo の使い方を学んでみてください。
特にレポートや文献抄読、簡単なスライドでのプレゼン資料作成が必要な高校生、専門学生、大学生(学士課程)、専門職で就業している1~2年目社会人の方は作業時間の短縮につながるので、ぜひ【Felo】を使ってみましょう。
Feloの特徴
- 多言語対応:日本語でAIと対話しながら情報収集が可能
- 高精度の検索機能:Web、論文、PDF、SNSまで幅広くカバー
- ファクトチェック機能:誤情報を排除し、信頼性の高い情報を提供(情報元がある場合)
- スライド作成機能:レポートやプレゼン資料を自動生成
Felo vs 他のAI検索ツール
「PerplexityやGensparkと何が違うの?」と疑問に思う方のために、比較表を用意しました。
項目 | Felo | Perplexity AI | Genspark |
---|---|---|---|
検索対象 | Web、論文、PDF、SNS | Web・論文・SNS | Web |
翻訳機能 | 多言語対応 | 英語中心(多言語対応可) | 英語中心(多言語対応可) |
マインドマップ | あり | なし | あり |
スライド生成 | あり(無料では1日3回まで) | なし | なし |
Feloなら、日本語でも専門性の高い情報をスムーズに取得できます!
Feloの登録方法(3分で完了!)
- 公式サイト(https://felo.ai)へアクセス
- 「無料登録」ボタンをクリック
- メールアドレスを登録し、認証を完了
登録はとても簡単!すぐに使い始められます。
今なら 無料で3回スライド作成が可能 なので、ぜひ試してみてください!
Feloの活用シーン
高校生・大学生向け
✅ 論文やレポート作成がスムーズに!
- 参考文献を素早く検索
- AIが要約してくれるので時短
- 英語論文も日本語で読める
研究者・社会人向け
✅ 海外の最新情報を即座にキャッチ!
- ニッチな業界情報もAIが解析
- 多言語翻訳で論文検索が楽に
- ファクトチェックで信頼性を確保
ビジネスパーソン向け
✅ プレゼン資料が数分で完成!
- AIが要点をまとめたスライドを自動作成
- 競合分析や市場調査が圧倒的に効率化
- SNSや政府文書のデータを活用
【Felo】 とは?
日本語や英語など複数の言語で情報を統一的に検索できる、クロスランゲージ対応のAI検索エージェント【Felo】。複数の検索エンジンから情報を収集し、英語など他言語の情報も自動的に翻訳して要約してくれます。チャット形式で深堀り検索や、元の質問に関連した情報の質問を自動で提案してくれます。
分かりやすく説明すると「検索ワードについて地域・言語に特定されずネット検索して、複数の情報源から検索ワードについて教えてくれる」AI 。
誰でもサインアップ(会員登録・Googleアカウントで簡単に可能)すれば必要な機能は無料で利用可能です。
※ 正しくは【Felo search】がここでいうAI検索エージェント機能のある【Felo ai】になります。
※ 【Felo ai】には他にも【Felo chat】や【Felo agent】があります。
ファクトチェック(情報が事実に基づいているかどうか)も情報源があるので信頼できる情報か否かの判断が容易です。
また、情報源を「文献(オープンソースに限る)のみ」や「PDFなどのドキュメントのみ」などに限定することも可能です。
検索結果をマインドマップにして見やすくしたり、スライド(PowerPoint)を作成してくれたりします。スライドはその場で修正・加筆などが可能です。
「トピック集」という機能で、質問をファイリングして管理することができます。
NotionやCanvaと連携でき、便利な機能が増えてきました。
この記事では Felo の始め方(登録)から基本的な使い方、知っておくと便利な機能について、なるべく分かりやすく解説していきます。
【Felo】の登録方法 -PC版-
まずは https://felo.ai/ja/search にアクセス。 そのまま(ログインしなくても)でも利用可能です。
「Feloで世界をもっと探求しよう」の画面の左下に【ログイン・無料登録】があるので「Googleで続行」などを選択しましょう。
「ログイン」でメールアドレス入力を求められるのでGoogleなどのメアドを入力しましょう。その後メアドのパスワードを入力し、「次へ」をクリックすると 「Feloで世界をもっと探求しよう」の画面に戻ってきます。
これで登録完了です。 登録すると無料版でも有料の機能が一部使用可能となります。また、ログインしておくと履歴から過去の質問を閲覧でき、「トピック集」を作成して質問を格納しておくと後々便利です。
【Felo】の使い方 -PC版-
【Felo】は検索がメインのAIですが、そのほかにも機能があります。各機能についてできるだけ分かりやすく説明していきます。
使う前の設定について
右下の歯車をクリックし「言語設定」にカーソルを合わせ、あなたの使いたい言語を選択しましょう。
ついでに「画面が眩しい!」という方は「ダークモード」に「テーマ」を変更しても良いでしょう。
左下の歯車はより細かいユーザー設定ができますが、今は触らないでおきましょう。
PROモードについて
無料でも使えるお試しモード。1日の利用限度回数はあるものの、話題の最新AIによるPRO検索やスライド作成、ファイル分析ができます。 その日の残り回数は左下の歯車から確認ができます。※ 現在(2025/2)無料版で利用限度のある項目は「Pro検索」「ファイル分析」「音声メモ」「PowerPoint作成」です。
通常の検索
グーグル検索などと同じように「何でも質問してください…」に知りたいことを入力しましょう。
ネット上のいろんなところから情報を集め、質問の意図に合わせて要約してくれます。続けて質問すると始めに質問したことに関連させて答えてくれたりします。意図しない答えも帰ってくるので、主語を明確にすると安心です。
入力フォームにテキストを入力し実行すると、「検索元」から情報を収集し、要約して回答してくれます。
chatGPTのように適切なプロンプトを入力することで、回答の精度は向上しますが、そこまでこだわらなくても、質問を繰り返せば欲しい情報にたどり着くことができます。
注意点:「情報元」からの情報収集になるので、情報元にない情報は得られません。後述の「検索範囲」で詳しく説明します。
検索範囲の設定 -フォーカス機能-
入力フォームの枠内 左下に「検索元 Web検索 ∨」とあります。これで検索結果の範囲を設定します(情報元を決める)。
・Web検索:世界中のWeb上のアクセスできるサイトから情報を収集します。 幅広く、まんべんなく、当たり障りなく、といった感じです。
・SNS検索:「X」や「Reddit」、「Quora」などのSNSから情報を集めます。ほとんどの場合「X」が情報元となりますが、質問内容によっては「Reddit」や「facebook」も情報元として参照できます。
・論文検索:ネット上に公開されている論文に絞って情報を収集します。精度は低くファクトチェックは必須となります。特に回答の部分に引用元の数字がない場合は、情報を基に AI が勝手に想像して言っている場合がほとんどです。騙されないためには、「調べたが分からない場合は、『分からない』と答えて」と入力すると良いです。
・ドキュメント:PDFなどに絞って検索します。各省庁のドキュメントも検索可能となります。
・ファイル分析:無料版では1日3回、添付した資料を要約してくれます。企業の決算短信や各省庁の通達などまとめてもらいましょう。時短&業務効率向上に寄与します。
トピック集
左にある「トピック集」をクリックすると「トピックを作成」が現れます。通常の検索についてカテゴライズして管理できるファイル・フォルダのようなものです。「外食」や「旅行」、「仕事」や「勉強」などでラベリングし管理しやすくしましょう。※ 過去の履歴を見やすくする機能です。
履歴記録
ログインしている状態で検索した内容は自動で保存されます。
過去に質問した内容の確認ができます。履歴の右にある「#○○」はトピック集の名前です。トピック集にファイリングしている場合に表示されます。
検索もできるので「あーこの質問の答えって何だったっけ」という時に利用しましょう。
マインドマップ作成
Perplexity には無い機能です(一応 Perplexity に頼むとテキストで作成はしてくれます)。
回答した要約をもとにマインドマップを生成し、見やすくしてくれます。
「図解」もしてくれます。が、やや見にくい場合が多いです。綺麗な図解が出来上がると感動します。
プレゼンや資料作成で活用できるかもしれません。
プレゼンテーションを作成 (PowerPoint)
回答した要約をもとにプレゼン資料を生成してくれます。
Perplexity や Genspark には無い機能です。
無料版でも1日3回、作成可能です。
質問の回答後に右上の「プレゼンテーションを生成」をクリック。
↓
「アウトライン」のマインドマップを生成。 アウトラインを基にスライドを作るので変更したい場合は「交換」、一部テキストを変えたい場合はそのまま修正してください。スライド生成後にも修正はできるので安心してください。
「?」にカーソルを合わせると「ガイド」が表示。「アウトライン」のダウンロードも可能。良ければ「次へ」をクリック。
↓
テンプレートを選択。テンプレートが多くどれにするか迷いやすいので、「スタイル」と「テーマ」からデザインを絞っていきましょう。といっても、2枚目以降の背景画像やデザインは作ってみないと分からないので、直感で選びましょう。よほど資料のテーマとかけ離れたテンプレートを選ばなければ失敗はないと思います。
↓
テンプレートが決まったら「PPTを作成」してもらいましょう。
↓
完成したスライドはその場で「編集」が可能です。「レイアウトスタイル」をAIに変えてもらうことも可能ですし、テキストや画像の修正を自分で行うことが可能です。
↓
完成したらダウンロード(「PPT」「画像」「PDF」が選択可能)できます。そのままプレゼンテーションも可能です。一応「保存」しておきましょう。
元の画面に戻ると右上の「プレゼンテーションを生成」が「文書を表示」に変わっています。「文書を表示」から「再生成」と「Canvaで編集」が選択できます。canvaも登録すれば無料で利用は可能です。
「URLで共有」もできます。
ファイル分析でレポートなどを要約してもらい、スライドを生成してもらう。
ファイル分析で、添付したファイルそのものを基に、スライドを生成してもらう。
レポートの発表などでスライドも作らないといけない場合は、「検索元」の右にある ねじねじクリップのアイコンからファイルをアップロードし、右上の「プレゼンテーションを生成」→ 「ファイルに基づいて生成」で作ってもらいましょう。
生成してもらったデータ(スライド)は修正可能。エクスポート(ダウンロード)してPowerPointやCanvaでテキストや画像、デザインを変えることが可能です。
Canvaと連携が可能でより細かくスライドの調整ができます。
重要:Felo search を使う時の注意点
検索結果は必ず情報元の確認をする。特に情報元の表示がない文章は AI が情報元を参考に勝手に想像した文章である可能性があるため、安易に信じないようにしましょう。
特に論文検索をした場合、似たような論文を質問内容に合わせて引用し、実際は論文に書かれていないことを勝手に創造して回答しているときがあります。質問内容を工夫してみましょう。必ずファクトチェックしましょう。ファクトチェックはGensparkが便利です(「ファクトチェック」用のAIエージェントが機能として搭載されています)。
スライド作成は「スライドのひな形を短時間で作ってくれる」ものと割り切りましょう。より高度なスライドを作成して欲しい場合はGammaなどスライド生成に特化した生成AIを利用しましょう。
まとめ:Felo の使い方
たくさんの情報を要約して知りたいときに使う。
ログインなしで簡単な調べ物がしたいときに使う。
UIがとても分かりやすくデザインされており、迷わずに色んな機能が使えます。ただ、「説明書」がどこにあるのか分からないので、使って覚えるしかないのは他の生成AIと一緒。
深い知識を得たいときはファクトチェックに時間をかけるか、「ディープサーチ」を有効にして「PROモード」で検索してもらう。
PowerPointのスライドのひな形を短時間で作って欲しい時に活用する。
1つの情報(テーマ)から多方向に情報を展開したい(知的好奇心を刺激したい)時に遊んでもらう。
「Felo agent」で興味のあるものがあったら使ってみる。
とりあえず、使ってみましょう。
外部リンク:Felo search
※ 検索AIは他にもあります
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